行政書士 丸山法務事務所

知的資産経営報告書、知的財産権管理、事業承継プラン作成など各種相談承ります。
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親切

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今日は経審を受けに大阪府庁へ。昨日から松葉杖が1本になった。荷物は持てるようになったが、歩くのは以前より時間がかかる。決算変更届を出すとき、番号を呼ばれたが歩くのが遅くて次の人の番号を呼ばれてしまった。私の姿を見た担当の人は「しまった!」という顔で「すいません」と謝ってくれた。大きな声で{はい」と返事をすれば良かったんだろうけれど、さすがに恥ずかしくてできなかった。

経審を受けに2階へ行くが、急な階段だ。手すりにつかまりながら2階につき、部屋へ入った。大勢待っていて待合の椅子は満員だった。一番近くの椅子に座っていた男の人が私の姿を見てはじけたように立ち上がってくれた。お礼を言って座らせてもらう。

ここの建物は入口の階段は数が多くて急だ、しかしスロープを歩くとあまりにも遠い。2階に上る階段も急だ。エレベータなどついていない。建物はちっともやさしくない。だけど中であった人達はやさしかった。

期間限定の弱者なので、他人の親切が嬉しい。「少し親切にしてもらうだけでこんなに助かるのだ」とよくわかった。今回いろんな人達から受けた親切は足が治ったらお返ししよう。今度高齢者になってからではお返しができないから、できる内に。

お医者さま

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今日は知的資産経営報告書のヒアリングの日だったが、先方の都合で変更になった。時間が空いたので医者に行く。週に1回通っている近所の整形外科だ。開業して20年以上経っただろうこの医院は、とても混んでいる。それも開業以来ずっと混んでいる。午前の診察の最後の方に行くと終わるのが大体2時頃になる。近所でも混んでいるので有名な医院だ。先生の腕や人柄がよいから混んでいるのだろうけれど、朝8時から夜9時頃まで診察している。たぶん昼の休みも1,2時間くらいだろう。だんだん診察時間の始まるのが早くなってきている。終わりは変わらないから、診察時間を増やさないと患者をみきれないのだろう。

私と同世代の先生の診察を受けていて、「こんなに仕事に追われてこの先生は楽しいのかしら?」と思ってしまう。20何年もこの調子で働いているから患者さんからたくさん感謝されただろうし、お金もたっぷり稼いだろう。「でも今一番欲しいのは休息ではないのかしら?」と怠け者の私は思ってしまう。世の中のために立とうという崇高な気持ちで医者になったのだろうけれど、そして私も現にこの先生に見てもらえてよかったと思っているけれど、この先生に休息をさし上げたい。「崇高な心ゆえ自身ガしんどい思いをされているのではないか。」と思った。人生ってままならない。

お医者様と呼ぶにふさわしい先生だ。

悩み

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寒い!家の中にいても寒い。今年は寒いときは我慢せずに暖房をつけている。

これまでは、花芽をつけているランのためによくないからと家族で震えながら我慢していた。唯一我が家で育てている花だ。いつの間にか10鉢ちかくに増えた。たいした手入れもしていないのに毎年花を咲かせる。だから感謝の気持ちで寒いのを我慢していた。だけど今年は我慢できない。いつもの年より寒いのか、感謝の気持ちが薄らいだのか分からないが暖房をつけて快適にすごしている。

昨日ランのつぼみが枯れているのに気がついた。そういえば居間にある鉢は皆つぼみが小さいままだ。1つの鉢に10本くらいの花芽が出ているがどれも大きくなっていない。

暖房の快適さに慣れた身としては、暖房なしに戻るのはつらい、しかし折角ついた花芽が枯れて落ちるのもつらい。

はい、この程度の悩みですんでいるのはありがたいことなんです。しかし悩ましい。

冬眠

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現在冬眠中。できるだけ出かけないようにして、出かけるときは用事を同じ日にまとめて1日で済ませるようにしている。この前はまとめすぎて朝から晩まで18時間くらい外出だったので次の日はさすがに足が痛かった。やりすぎはよくないと反省。

折角家にいるのだから、本を読んだり、確定申告の準備をしている。

ご飯の支度も娘が代わってしてくれている。心身ともに甘やかされている日々。

折角だから今年の目標も決めました。謙虚になること。それと急がないこと。

熊は冬眠から醒めたときは痩せているそうだが、私は太っていそう。限りなく丑に近づいているかもしれない。

仕事始め

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本日より仕事始め。今日は朝から知的資産経営報告書のヒアリングにお客さんの会社に伺う。久しぶりに朝6時起きだ。松葉杖をつきながら家の中をうろうろするので準備に時間がかかる。片手に松葉杖、片手に食器を持ってうろうろ。一度に1個の物しか運べないし、家の中の移動にも、着替えにも時間がかかる。今日この頃やっと不便だということが分かってきた。

夕方からは神戸市長主催の新年パーティに同じ事務所の先生に連れられて出席。皆入口で出迎えの市長と握手して会場に入るのだが、松葉杖を外して握手する私のところで、流れが止まってしまう。会場に入るや否や、ホテルの人が、椅子を持ってきてくれる。立食パーティの席で一人座っていた。市長の御挨拶もただ1人座って聞く。御挨拶のあとは、混声合唱と、バイオリンの演奏があり、ひと時の生演奏を楽しんだ。会食が始まると一緒に参加している仲間がどんどん食事を運んでくれる。飲み物は同じテーブルを囲んでいる名も知らない人が注いでくれる。

これってとてもいい待遇。まるでお姫様になったみたいと食い意地の張っている私は心ひそかに嬉しかった。

でも、「私は食べに来たの?」ああまた丑になりそう。

丑年

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今年のお正月はずっと家にいた。だけど1度年賀状を出しに郵便ポストまで、松葉杖をついて行った。徒歩2分の場所だ。それでも、松葉杖をつくと両手が塞がるので荷物が持てない。口にくわえていくわけにもいかず、ポケットの大きな上着を着て、その中に年賀状を入れて出かけた。

やはり足を骨折すると不便だ。最初はこれでお正月は寝正月で何もしなくて良いと喜んでいたのだが、花をいけようとしても花瓶がもてない。花瓶に水を入れて持ってきてもらって、花を置いてもらってということになる。なんだかお花の先生になったみたいで、若干嬉しい。我ながら情けないほど単純。

そんなわけで何かしようとしたら、誰かの手を煩わせる事になるので、何もしないことにした。何もしないで手の届く範囲にお茶とお菓子を置いてテレビを見ていた。そんな暮らしを3日間続けていたら、ふと思った。

「私、丑になるのでは?」とても心配です。

クリスマスプレゼント

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今年のクリスマスは気付かないうちに終わってしまった。サンタさんは来ないし、出動もしない。

クリスマスの日は知的資産経営報告書の打ち合わせだった。来年から始まるヒアリングのスケジュール調整や、確認。今回は初顔合わせの複数人で行うため細かな打ち合わせを行った。忙しい社長の時間を割いてもらうのだからこちらもしっかり準備しておかなくてはならない。

考えてみれば来年の仕事の打ち合わせで、初めての人と知り合えるなんて、とてもラッキーなことだ。彼女は状況を言葉でちゃんと伝えることのできるすてきな人だった。(見習わなくては)

もしかして、これはものすごいクリスマスプレゼントなのではと、遅まきながら気がついた。

サンタさんありがとう!

私も、いつかサンタクロースになれるように精進します。

初めての

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骨折部分が他にもないかを確認するためにMRI撮影に。これが噂のMRI、「初めてお目にかかります、なかなかお会いする機会がなくて」と挨拶もほどほどに、ギブスを外した足を固定されて、ヘッドホンを耳に当てられ、「大きな音がします」と告げられ筒の中へ。でも全部入らない胸から下だけだ。ドラマで見るのは頭まで覆われているのになぁと思っている内にクラッシクの音楽を聴きながら、うとうとしてしまった。そんなに大きな音じゃなかったなと言うのが感想だった。

家に帰ってから気付いたのだが、ドラマで見たのは反対方向だったのだ。撮影する部位が筒の中に入るんだから、頭の人は足の人間とは向きは違うはず。胸から下が出ていたのも納得。初めての骨折で、初めてのMRIを撮りに、初めての松葉杖ついて病院へ。年の瀬の初づくし?

「知的資産経営」研修会

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今日は午後から「知的資産経営支援業務」の研修会へ。大阪で知的資産経営コンサルティングをされている先輩から話を聞く。実際にコンサルという形で支援してから、どのように社長や会社が変わったかといった話を聞いた。知的資産経営を導入してからは会社さんの方からいろいろな提案が来るようになたと言う事例を上げての説明は大変面白く説得力のある話だった。「先生と呼ばれるからといって、決して自分が何かを教えられると思わないこと」こんな大先輩からこの言葉が出ると大変意味深い。「実るほど頭をたれる稲穂かな」昔聞いたこんな言葉が浮かぶ。

迷い(2)

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忘年会を諦めていった医者で、「先生、これは捻挫でしょうか」「捻挫ではそんな歩き方にはなりません」レントゲンを見る前に言われた。「ほら、これです、やっぱり折れてます」先生がなんだか嬉しそうに見えるのは気のせいかしら?と思っている私の上に「6週間ギブスをはめてもらいます」「6週間で良いのですか?」「ギブスをはめるのが6週間ということです、治るのが6週間というわけではありません。お間違いなく」遠慮なく言葉が降り注ぐ。

起ってしまったことをとやかく言っても仕方ない。しかし一番大切なことを忘れていた。いつもの状態で会場に着くことが一番大切なことだったはず。ならば、あんなに必死で階段を駆け下りなくても良かった。少し遅れただろうが、それでもいつもの状態で着くことができたはず。

私はあのとき何を迷ったのだろう。一段とばしで降りるかどうかではなく、自分が従うべき価値観はどれなのかを迷っていたのだと思った。。

何が一番大切かを見失っていたのだ。多くの選択肢があるときほど難しい。常日頃の心がけが試されるのだろう。