行政書士 丸山法務事務所

知的資産経営報告書、知的財産権管理、事業承継プラン作成など各種相談承ります。
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第2回 知的資産経営セミナー

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11月18日に会社力支援センターの第2回目のセミナーを開催した。今回は私も講師を勤めた。場所は事務所ビル内の定員15名の会議室。前回から引き続き参加してくださった方もいて「少しずつわかってきました」といったコメントをいただいた。

これからも2ヶ月に1回開催していこうとメンバーと話し合っている。最初はみな初心者なので入門的な話でよいが、回を重ねると、初参加者と、連続参加者の知識量に違いがでてくる。これをどうするかは主催者側の悩みである。ありがたい悩みではある。

滋賀

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昨日滋賀県の近江八幡市に行ってきた。大阪から新快速で約1時間だった。駅から車で15分ほど走ったところは周りに田んぼが広がる地域だった。事業仕訳で農林水産省関係の予算がバサバサきられて困っているという話だった。都会に住んでいる人間からは農家は補助金頼みという感覚があったが、話を聞くと、過去の食料増産計画など、どうしようもない事情があって、仕方ない部分もあるなと思った。それでももっと早く解決しておくべきことだろうとは思う。政治の不作為。

お土産にといただいたお米はおいしかった。今夜は久しぶりにお代わりしてしまった。体重コントロールという問題も早く解決しておくべきことだ。充分認識している。しかしなぜか不作為。

 

知的資産経営WEEK2009

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大阪で開かれた知的資産経営セミナーに参加。知的資産経営WEEK2009の一環だそうだ。

基調講演は神戸大学大学院古賀先生の「日本型知的資産経営と知的資産経営報告書の課題~タブーへの挑戦」だった。知的資産レポートの3類型「1.北欧型モデル:マネジメント・ツールとしての知的資産経営報告書に焦点 2.アメリカ型モデル:ファイナンス・ツールとしての知的資産経営報告書に焦点 3.日本型モデル:両社の統合的コミュニケーション・ツールとしての知的資産経営報告書の普及」の説明。それぞれの目的で知的資産経営報告書を開示した企業3社の解説。

「各社それぞれの作成目的があるが、それらは旧来のルールや価値観などタブーに対する挑戦である。」といった内容だ。

次に帝国データバンクの松本誠一氏と(有)ツトム経営研究所代表の森下ツトム氏の「知的資産経営報告書 私達ならこう作る」というテーマで、作成支援の実状や評価者や作成企業の視点からみた報告書のあるべき姿や私ならこう作るとして現在製作中の企業の事例という話だった。森下先生は織田信長の知的資産についての話で、参加者から織田信長が知的資産経営報告書を作成していたらどうなっていたであろうかという質問があった。森下先生曰く「光秀に対処できたでしょう」

最後は山口大学の内田先生の「明日からできる知的資産経営(ケーススタディ)」山口の企業の事例を使って知的資産のストックとフロー(ストックを他のストックに変換すること)の図を描くこと。それを分析して事業課題を明らかにするというものだった。

事例の話はとても面白かった。中小企業に共通の問題がよく分かる。それぞれの会社の問題というのはこのように共通の問題と個別の問題が絡み合っているのだろう。

和歌山

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和歌山に記録的な雨が降った日に和歌山市に行った。

朝から出かけていたため、何も知らないで南海難波駅に着いたとき、訳がわからなかった。12時半をまわっているのに11:45分発の電車がホームに入っている。ほどなくアナウンスで気がついた。神戸は傘がいるかいらないか程度の雨だったので驚いた。私は自分の予定通の時刻に発車した電車に乗った。しかしこの電車は1時間遅れの電車だった。これで約束の時間に遅れないで着ける。

窓の外を見ても1時間も特急が遅れるような雨には思えない。もう大雨の峠は越したのだろう。和歌山市駅から乗り換えて15分ほどで着いた駅は小さな駅だった。それでも改札機は2台あった。難波駅の様に10台もないけれど、人が暮らすのにちょうどよい規模の町の駅という風情だった。何故かなつかしさを感じる駅を出て訪問先に行く。

迎えて下さったご夫妻はとてもいい感じの方達で、2時間以上お話をしていた。帰りに「家でできた蜜柑です。」といってお土産をいただいた。自宅にかえって食べたその蜜柑は甘さと酸味がほどよくてとてもおいしかた。店で売っているものと違い、ワックスをかけてないから、見栄えは店で売っているものの様に良くはないが、味は比べ物にならないくらいおいしかった。

お金を払って手に入る物ではない物が身の周りにある、本当の豊かな暮らしってこういうものだろうと思った。

秋の叙勲

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11月3日に秋の叙勲が発令された。文化勲章は落語家の桂米朝氏など5名に贈られた。春秋叙勲は4024名、春秋褒章は702名、春秋外国人叙勲は61名、危険業務従事者叙勲は3616名だった。

春秋叙勲の内訳を見てみると旭日章888名に対して瑞宝章3136名だ。瑞宝章は主に公職についていた人に贈られる。民間人は旭日章だ。ただ旭日大綬章は元大臣、元判事などにも贈られる。

勲章は昔は勲1等、勲2等などと言われるように数字がついていた。最近の法改正によって勲○等というのはなくなり、大授章、重光章、中授章、小授章、双光章、単光章の5種類になった。今でも「昔で言う○等ですね」と言われる方も多い。

叙勲制度と言うのは、国を治める上での大切な制度である。悪いことをした者には罰を、良いことをした者には賞を与えると言う考え方だ。信賞必罰というのだろうか。

だから、民間人に与えられる旭日章をもっと増やして欲しい。公職で頑張ってきた人も立派だけれど、民間でも、同じくらい、いや、もっと頑張ってきた人も多い。民間で頑張ってきた人は雇用創出や、雇用維持にも貢献している。自己の仕事で頑張るのは公、民共に同じだ。いや、リスクを自分でとっている分だけ民の方が勝っていると思う。公務員でも警察、消防、自衛隊などの危険な仕事に従事してきた人には、危険業務従事者叙勲がある。今は官高民低になっている。

旭日章と瑞宝章が半々くらいの数でいいと私は常々思っている。それが民の活力を活かすことにつながると思うのだが。

This is it.

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久しぶりに映画を見た。マイケル・ジャクソンのロンドン公演のリハーサルの映像を集めた映画、This is itだ。素晴らしかった。映画がというより、マイケル・ジャクソンが天才だということがよく分かる。

実はマイケル・ジャクソンのことはあまり知らない。「スリラー」のビデオを見たことがある程度だった。

しかし映画を見て、完成度の高いエンターテイメントを作ろうとするものすごい意思を持った、周囲のスタッフへの気遣いのできる、感じやすい心を持った、人間関係に不器用な人だったと思った。さぞかし孤独だっただろう。

偉大な才能を与えられた人間に付きまとう孤独。才能によって偉大な仕事ができて、それによって自己実現ができる。だけど孤独感がつきまとう。自己実現ができることは幸せなはずなのに、幸せな感じがしない。

私たち凡人にとって仕事は生活の糧を得るものである。マイケルには歌うことが生きることになる、生きることが自己実現になる。自分の歌が世の中に認められるかどうかは本人にとってそれほど大切なことではなかったのではないだろうか。

京都観光

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土曜日は久しぶりに京都に遊びに行った。金曜日の夕方もセミナーで話を聞きに京都に行った。だけど遊びに行くのは半年ぶりだ。

京都知恵と力の博覧会推進協議会主催の「包勝一條流式包丁」の公開実演を見にいった。

式包丁とは千年の歴史があり、清和天皇の頃、藤原中納言政朝卿が勅命を報じて「式」を定めたものと伝えられています。後に宮中の大礼儀式に際しては必ずこの式包丁が行なわれるようになりました。(主催者配布の資料より)

 

一言で言うと手を材料に触れずに魚、鳥などを料理する儀式だ。包丁と真箸と呼ばれる長いお箸だけで魚や鳥を調理する包丁捌きの様子を、宮中で天皇や貴族に披露したもの。この時代には料理の味付けの上手、下手よりも魚や鳥を以下に上手に調理するかということが大切だったそうだ。(この時代に生きてなくてよかったデス)日本料理は目で楽しむというのもこのような伝統から来ているのだろうなと思った。

「一刀の鯉」と「波越の鯛」という2つの式を見た。「一刀の鯉」は鯉を一太刀で皮1枚つないで切る。切ったあとの鯉の飾り付けが美しい。「波越の鯛」は鯛を3枚に捌く。手を触れずにだ。捌いた身を撒いて左右に配し波に見立て、中央に尾頭つきの骨だけの鯛が泳いでいる。

会場は三木半旅館、雅楽が流れる大広間で時の流れを忘れる幽玄の時間を過ごしてきた。

高島屋の地下で食べた伏見の玉家さんの懐石、あとで寄ったイノダコーヒーのコーヒーもおいしかった。錦市場も歩いてきた。

京都観光の1日でした。