行政書士 丸山法務事務所

知的資産経営報告書、知的財産権管理、事業承継プラン作成など各種相談承ります。
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知的資産ウイーク

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 知的資産ウイークの催しの一つである、知的資産経営セミナーがあった。参加者が少なくて驚いた。あまり周知していなかったのだろうか。

 経済産業省、知的財産政策室、石原課長補佐の挨拶の後、同志社大学の古賀智敏先生、株式会社ブイネット・ジャパン松室哲生氏、山口大学の内田恭彦先生の講演があった。本日のお題は「おもろい会社}だ。

 講演のあと休憩を挟んでパネルディスカッションだった。モデレータは立命館大学の中森先生、パネラーは講演された3人に加えて、帝国データバンクの松本氏、ツトム経営研究所の森下氏、大阪府の田中氏、経済産業省の石原氏の7人という豪華なメンバーだ。おもろい会社を色々な切り口で語るという趣向だった。

 非常に中身の濃いパネルディスカッションだった。もちろん講演も中身の濃いものだったけど。現在のこの分野のトップクラスが集まっているだけのことはある。どうやら西高東低だという話だ。座っていただけなのに、終わったらぐったり疲れていた。

中身の濃さでは、意的資産ウイークのピカイチではないだろうか。私としては今年1番だった。

知的資産経営研究会の研究会も兼ねていたのだけど、普段の研究会の何倍もの中身の濃さだった。久しぶりに大変満足のいくセミナーだった。

先生方、事務局のyosizumi様おつかれさまでした。ありがとうございました。

大沢親分

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 大沢親分が亡くなったというニュースが流れていた。twitterで夜中から流れていたらしい。野球は人並み程度に見るが、決して日ハムの大ファンでもない。けれどなぜか大沢親分が好きだった。関東人のよさを感じさせる人だった。私たち関西人とは違った種類のいさぎよさが好きだったのだろう。

 そういえば、大沢親分が監督だった頃の日本ハムの企業努力を偉いなと思ったのを思い出す。日ハムになって間もない頃だったので日ハムという球団のファンを作るために会社がお金をかけて頑張っていた。

 それもこれも、過ぎ去った昔の話だ。

 移り行く時に負けないように生きたい。

 そのためには自分が楽しむことだとつくづく思う。

 そして今、生きていることへの感謝。

 秋という季節は人生の白秋にいる我が身と重なることが多くておセンチな気分になってしまう。

 大沢親分のご冥福をお祈りします。

 

なんということだ!

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 昨晩、久しぶりにブログを書こうとしたら、HPのトップがなにやら違う。宣伝が載っている。???サーバには、たしか先月お金払ったはずなのに。私のはお金を払わないとHP上に宣伝が出る。お金を払うと消えてちゃんとしたHPに戻るのだ。1年分を8月(今では、先々月)に振り込んだ。

「これは先方の手落ちだ、苦情を言わなくては!」とアドレスを探し出して、「支払が済んでいるにもかかわらず、宣伝が載っている」という苦情のメールを出した。時間も遅かったので返事は明日だと思っていたら、どんどん回答のメールが届く。しかもご丁寧に「自動応答ではありません」と書いてある。誰かが、こんな時間まで働いているのだろうか。

 2通目の回答メールには、「入金しただけでは手続は完了せず、延長の手続は自分ですることになっている」と書かれていた。そういえば、入金後もこのサーバ会社から、契約がもうすぐきれますというメールが届いていた。先方の社内の連絡ミスだと思って気にもせず、削除していた。あれにはちゃんと意味があったのだ。

 ここのシステムは、入金したときも、知らせることになっている。安いから仕方ないのだろうけれど、客には面倒くさいシステムである。特に、日本の至れり尽くせりのサービスに慣れている身には。

そう思いながら、サーバレンタル会社のHPにログインして、延長の手続をとった。ふと見ると連絡の記録がある。ちょうど一年前のメールのやり取りが載っているようなので、開いてみると、2009年9月に「入金したのに宣伝がでています。お調べ下さい」となっていて、その下に「入金しただけでは手続は完了せず、延長の手続はお客様ご自身で行なっていただくことになっています」と書かれている。

なんということだ!

お友達

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 兵庫県立芸術文化センターで開かれる音楽会のチケットをいただいた。3枚ある。1人ではもったいないから、誰か一緒に行ってくれる人はいないかなと考えた。

 会場の近くに音楽の好きなお友達が住んでいることを思い出した。娘さんとオペラに行ったりしていた人だから、クラシック音楽も好きだろうと思い連絡することに。10年以上会っていないその人は突然の誘いにもかかわらず、喜んで出てきてくれると言う。

 いざ、始まるとクラシック音楽も入っているが、一般人にもなじみの多いアイルランド民謡や、日本の童謡が多いプログラムだった。近況を聞くうちに娘さんが音大に進んだことを知った。音大関係の音楽会にたくさん出かけていた彼女の耳には物足りない内容だっただろうけれど、(私には丁度良かった)そんなことおくびにも出さず、共に楽しんでくれた。

 音楽会が終わったあと、近くのお店で飲んだ。おいしいお魚をつつきながら、なんとなく話す内容から、彼女の人柄のよさが伝わってくる。

 癒される気分だった。人と話して癒される思いがするなんて初めての経験だ。取りとめない話だったのだけど。明日から頑張って働こうという意欲までわいてくる。

 不思議なお友達。今度はジャズを聞きに行こうと約して別れた。

梅棹忠夫氏

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 梅棹忠夫氏が亡くなった。90歳、老衰だそうだ。天寿をまっとうされたのだろう。丁度梅棹さんの本を読んでいる最中の訃報だった。日経に梅原猛氏が追悼文を書かれていたが。今、読んでいる本にも内容が重なる部分があり、興味深く読んだ。

 少し前に、遅ればせながら、梅棹氏の素晴らしさを知り、ファンになった私としては、同じ空気を吸っているだけで嬉しかったので、残念だ。しかし年齢の差を考えれば仕方のないことだ。同じ時間軸で生を受けたことを感謝しながら、買いだめしてある残りの本を読もうと思っている。

栃木

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 全国女性行政書士交流会に参加するために栃木県に行ってきた。1泊で観光付きと聞き、栃木で観光?と思ったが、失礼しました、日光、那須高原と有名な観光地があるのだった。当日来賓のご挨拶の中で、「栃木県は目立たないことでは上位を争っている」との話があったが、まさにそのとおり。関西の人間はあまり縁がない。

 しかしそんな栃木県で開かれた交流会は、栃木県知事が来賓として来られる、新潟会会長の講演がある、なかなか立派な会だった。講演は行政書士の未来についての話で、いい話だった。

 夜行バスで行くことになったので、朝早く着いて時間が余る。そこで美術館に行くことにした。事前に調べると、近くに県立美術館と宇都宮美術館の2館がある。収蔵品を見ると宇都宮美術館の方が圧倒的によかった。マドリッド、カンディンスキー、小さな都市の美術館でもこんなにいい作品を持っているのかと思った。

 美術館は広々とした場所に立っていて、建物と周囲の景色との調和がまた素晴らしい。中に入ると木をたっぷり使った、高い天井と幅広く長い廊下を持つ建物だった。大きなガラス張りの壁面から、外の芝生の中に設置された彫刻が見える。緑の芝生のまん中に真っ赤なチューブから白い絵の具が出ている彫刻がおかれている。色の対比が美しい。作品を観る前から美術館の雰囲気に酔ってしまいそうだ。市内有数のデートスポットというのもうなずける。

 丁度上手い具合にスイスのヴィンタートゥールという町の美術館の展覧会が開催されていた。モダンの館と言われる美術館だそうで、日本初公開だそうだ。好きな作品がたくさんあって大変楽しんだ。特に彫刻がよかった。ミュージアムショップも規模が大きく、良いものがたくさんあった。関西の国公立美術館は皆、規模、品揃えの双方で負けている。品揃えの豊富さはヨーロッパのミュージアムショップに似ていると思った。それほど多くのヨーロッパの美術館を知っているわけではないのだが。

栃木にというより、もう一度あの美術館に行きたい。一目惚れである。

ワールドカップ

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 カメルーン戦を見るまでは、たいして興味もなかった。いつもマスコミだけが空騒ぎして、無理な結果を求めているだけだったから、段々マスコミの1人盛り上がりを見るのが嫌になって、サッカーからも興味を失っていた。

 カメルーン戦を前半だけ見て寝ようと思ったのに、最後まで見てしまった。しばらく見ないうちに、強くなっている気がした。オランダ戦は力の差がありすぎることはわかっていた。しかし、1点差は善戦だった。

 問題は今夜というか、明朝だ。明日はまだ金曜日、早く寝ないと仕事に差し障る。幸か不幸か、明朝の仕事は入っていない。さて、どうしよう、このまま頑張って起きているか、一度寝て、早朝に起きるか。それともいっそ何も見ないで寝てしまうか。

 とても悩ましい。

理事長

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 自宅マンションの理事会の理事長になった。5人の理事で構成されていて、任期は2年。年齢も境遇も違う人達と力をあわせてやっていかなければならない。

  日頃、一匹狼なので、他人様と共同作業をする訓練になるかもしれない。

 仕事で、共同作業をするときは、結果を出すという共通の目標があるから、途中で喧嘩しても、結果オーライで仲直りできる。

 しかし、ボランティアである理事会で喧嘩はできない。短気を出さないように気をつけねば、用心、用心。

菅内閣誕生

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 菅内閣が誕生した。いったん落ちた民主党の支持率があがっているらしい。内閣支持率も高い。(鳩山内閣も初めは高かったが。)

 菅さんの個人的な人気もあるのだろう。彼が大臣だったおかげで薬害エイズ問題は早期に解決した。私たちの世代は、あの市川房江さんの選挙を手伝っていた人と聞くと文句なしに好感を持ってしまう。小沢外しも人気の一因だと世間のいや、テレビの解説者が言っていた。

 しかしもっとも大きな要因は、彼がサラリーマンの息子だったことだ、と私は思う。総理大臣の子息ばかりが総理大臣になるのが続いていたことは、この国の閉塞感に影響があっただろう。現在のこの国の閉塞感を少し崩してくれたと思う。若い政治家や政治家を目指す人々にとっても明日の希望に繋がったのではないだろうか。

 明日の日本を背負うような政治家は意外とこんなきっかけで生まれるのではないかしら。

 頑張れ若者

再会

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先日の中小企業総合展で、昨年お知り合いになった会社さんにまた会った。おたがい1年ぶりの再会をなつかしく喜び合ったのだが、「最近テレビでCM見ましたよ」と言った途端空気が重くなった。「あれ、うちじゃないです。」(心の声)むむっ、そういえば、名前が違う気がしたな。

退社した従業員が営業秘密を持ち出して同じ様な商品を作って半額で売っていると昨年聞かされていた。特許取得している商品なのに、である。少し形態を変えて特許も取って売り出しているらしい。

営業秘密管理は、なされていなかったそうだ。営業秘密は管理されていないと法的に保護されない。秘密であることを従業員に周知することや、アクセス権者を制限する必要があるのだ。

元従業員は法的にはなんらやましいところはないのだ。「どうしようもありません。」

それを聞いて、ため息が出た。「何故・・・」小人数の会社だから、開発に力を入れたら、他には人を回せないのだろう。営業だって行かなくてはならないだろうし。

日用品だが、本当にいいものを作っている会社さんだ。私も使っているので良さも分かっている。

だけど、私は力になれない。昨年話を聞いたときに思った。もう少し早く出会っていたら。

「負けずに頑張ってね、応援しています」と言って別れた。これからもこの商品を使い続けるしか応援の道はない。

「一生使い続けるからね、残念ながらあまり長くはないけど」