行政書士　丸山法務事務所

　ジャケットを着ようとしたら、目当てのジャケットが見つからない。デニム地なので、仕事のときはあまり着ないのだが、土曜日でもあるし、それほど堅苦しい場所でもないので着ていこうと思ったのに、見つからない。時間も迫ってくるので諦めて他のものを着て出かけた。

　一夜あけて、家捜ししてみた。あのジャケットは私のお気に入りなのだ。大阪で、友人と町を歩いていて、目に留まった、しかも自分としてはかなり頑張って買った品物だ。

　清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったのに、無くすはずがない。

　しかし家のどこにもない。手帳と首っ引きで、出かけた日を調べていった。最近は着ていないことが分かった。

最後に着たのは・・・ゴールデンウイークに白浜へ行ったとき！

　急いで白浜へ電話すると、部屋にかかっています、と言う返事。リゾートマンションなので、洋服かけにかけた服は誰も見てくれない。私の大事なジャケットは一月あまり誰にも気付かれずに、洋服かけにいたわけだ。

　ゴールデンウイーク真っ最中の帰り際、早く出発しないと渋滞に巻き込まれると、ばたばたと帰ってきたことを思い出した。

　襟に針金が入っているので、小さくたたんで郵送してもらうのも心配なので、そのまま置いておく事にした。

　もう夏まで白浜へは行かないから今年の春はもう着れない。流行のある洋服を１シーズン着られないなんて。流行おくれになっても来年も着てやると心で誓った。もともと流行なんて分からないし、気がつかない人間だ。

　お気に入りのジャケットがないことを１ヶ月も気が付かないなんて、我ながら情けない。

　昨夜は伯父達と食事をした。伯父と、叔父。どちらも８０代だ。四捨五入すると９０歳と８０歳の２人。

　兄弟の墓参りに行った帰りの２人に合流して食事を共にした。いつ来るか分からない最期のときを気にかけながらも、悠々自適で暮らしている。

　１人は会社を継いだ孫の相談相手として、１人は田舎で２４０人の老人会の会長として。

　会社経営の第一線から身を引いた伯父は現役のときは、きつい人と周りから言われていたとは思えないくらい穏やかな人格者になり、放蕩息子だった田舎の叔父は老人会の人にいかに楽しんでもらえるかを考えて年間の活動計画を作っていると言う。

　私の周囲で、年を取るのはいやだと言う人が多いが、年齢を重ねることでこのように素敵に変われるのなら、年を取ることも悪くはないと思った一夜だった。

　伯父さん、昨夜はご馳走様でした。ちなみに伯父達の希望で焼肉でした。

　昨日からインテックス大阪で中小企業総合展が開催されている。私も見学に行くつもりだったので親しくさせていただいている社長何人かに、何か見てきて欲しいものはないですか？社長の目になって見てきますよ。とメールを送った。

　するとその中の何人かは、「時間の都合をつけて行きます。現地で会いましょう」という返事が帰ってきた。今日そのうちの一人がこられた。和歌山からだ。あらかじめ見当をつけておいたブースに案内すると真剣に展示をみて質問をされていた。私とは質問の深さが違うので、答えている側の社長も真剣だった。お互いに地域資源を活かしてエコを目指すという根本が共通しているので、横でみていて面白かった（と言うとしかられそうだが）何か真剣勝負を横で見ているような気がした。

色々な会社を回って色々な社長の思い入れを見たり、聞いたりできた。元気をもらって帰ってきた。でも足は正直で、疲れたといっている。

　先週後半に滋賀に行った。雨の降る寒い日だった。暗い空の色は憂鬱な気分になりそうだったが、滋賀県にはいると、ＪＲの線路沿いに桜が咲いている、まだ残っていたのだ。

　大阪や、神戸ではもう先週の初めから桜は終わっていた。今年は桜の時期は何かとバタバタしていて、お花見に一度も行けなかった。お花見は私にとっては、初詣より大切な年中行事なのに。八重桜で我慢するかと自分に言い聞かせていたが、実は桜の中でソメイヨシノが一番好きなのだ。

　暗い気持ちがたちまち明るくなった。電車を降りてからも、目的地の近くに長い桜並木が続いていた。確かに満開は少し過ぎているが、十分に花が残っている。散り初め、といったところだ。諦めていた桜を見ることができて心がすっとした。何か胸につかえていたものがとれた感じだった。今年も桜が終わった。さあ、今年1年頑張るぞという気持ちになった。

ラッキーな1日だった。滋賀県が大好きになった。

　今日は午後から２件の用事が入っていたので、大阪へ。

　１つ目の用事が終わりお客さんの事務所を辞したあと、駅に来るとおいしそうな店がある。早昼をして少ししか食べてないので、お腹が空いている。自家製パンを売っていて、店内でも食べられるのだ。なんとエビフライドッグというのがある。私は、ウインナーを食べられないので●●ドッグという食べ物を食べたことがない。いつも人が食べるのをうらやましく思いながら見ていた。エビフライドッグ、これなら食べられる、と店に入った。料金を払うときに、財布がないことに気がつく。いつもなら顔色が変わるのだが、大丈夫。こんなこともあろうかと、ＰＩＴＡＰＡカード入れには３つ折りの１万円札が入っている。１０日前にも財布を忘れて、身内の事務所に駆け込んでお金を借りた。これはと思い、電車に乗るときの必需品であるＰＩＴＡＰＡカード入れに、１万円入れておいた。しかしこんなに早く役に立つなんて・・複雑な心境で支払を済ませる。

　その後、別の用事で梅田に行く。喫茶店でお客さんと会い職印を押す。その後話をして、帰宅。家に帰って明日の用意をして職務上請求用紙を書いたが、職印が見つからない。そういえば、なおした覚えがない。職印は私たちにとっては実印のようなもの、失くしたら大変だ。慌てて昼間の喫茶店に電話をする。椅子の下に落ちていたそうで、安堵する。

　しかし、これは今日２回目のドジ。

　どうしたのだろう？？？

　午前中は建設業の会社の社員研修に。平均年齢34歳だというこの会社は皆元気、とにかく声がよく出る。研修の後の質問の時間には、全員が一言づつ意見を言うことになった。社長の鶴の一声だったのだが、皆ちゃんと自分の意見を言える。私が話した3つのテーマについて、１つづつ意見を延べる社員がほとんど。週に1，2回のミーティングでは社員全員に話させているとのこと。私が勉強させてもらった勉強会だった。

　午後からは関西知的資産経営研究会の例会に出席。今日が最終回の日だった。今年度はまた6月から始まる。リニューアルするみたいだ。古賀先生の知的資産経営報告書への情熱を感じた1日だった。諸先生方ありがとうございました。

食あたりからは復活。しかし丸3日休んだ遅れを取り戻すのに1週間以上かかってしまった。

ご迷惑をお掛けしました。

申し訳ありません。

やっと遅れも取り返し、何もかも元通りに復活！

　一昨日の木曜日から体調不良が続いている。どうやら火曜日に食べた鉄板焼きの牡蠣にあたったようだ。少しなましいなと思ったけど、おいしそうだったからそのまま食した。牡蠣には3回やられている。5,6年に一度のペースだ。

木曜日は親しい行政書士事務所の人の送別会だった。おまけに長いこと会っていない人が「神戸オリエンタルホテルに泊りに来たから、久しぶりにお茶でもご一緒に」と連絡をくれた。彼女は私と同年代でご主人と2人で事業経営している人。頑張って難しい資格を取り新しいことにも挑戦している。最近の話が聞けるいい機会だった。神戸オリエンタルホテルは事務所と目と鼻の先、長いこと工事をしている前を行き来していたが、入ったことはまだない。折角新しくなったホテルの中をみることができるチャンスだったのに、とても残念だ。素敵なお茶の時間と、楽しい食事の機会を失った。

金曜日は午後から兵庫県行政書士会の研修、夜は大阪で中国ビジネスの勉強会だった。これもどちらも欠席。

土曜日はヨーガを欠席。

1番残念なのは、木曜日の素敵なお茶の時間と、楽しい食事の機会を失ったこと。

どうやら私は食べ物に対する執念が強いみたい。だからこそ牡蠣に3回もあたるのだろう。それでも、お医者様の指示を守って生牡蠣は3年間は辞めていたのに、と愚痴ばかりでてくる。

いい年をして食あたりは恥ずかしいから、これからは気をつけなければいけない。しかし牡蠣も捨てがたい。

To be or not to be.　 ハムレットの心境だ！

　水曜日から1泊2日で東京に行ってきた。東京へは長いこと行ってない、８年ぶりくらいだ。

　日本行政書士会連合会という行政書士会の上部組織で行なわれた「知的資産実務研修」の中の一こまで「知的資産経営報告書作成支援事例」の発表を行なった。全国の各単位会の代表者が参加して2日間に渡り行なわれた研修は70人くらいの参加者がいた。

　知的資産経営報告書は今のところ関西の方が取り組みが進んでいるので、大阪、京都、滋賀、兵庫から各1人づつが発表した。私は兵庫の代表だった。１人15分から20分という限られた時間で各講師が、少しでも皆さんがわかりやすいようにとそれぞれ工夫を凝らしての発表だった。どれくらい受け入れられたか少し不安だけど。

　用意したパワーポイントの講師用資料が使えなくて、ぶっつけ本番で話した。初心者の人にわかってもらえるようにと最初にぶつかるであろう課題に的を絞った具体的な内容にしたが、果たしてそれがどれだけ通じたか心もとない。

　それでも大勢の方に出会い、刺激を受けて帰ってきた。全国で行政書士は4万人いるそうである。今回の出張で色々魅力的な方に出会えたが、4万人もいるならこれからもまた出会いの機会があるだろう。

　今から楽しみ！

　疲れたけれど、よい刺激を貰って楽しかった。お世話くださったＯ先生ありがとうございました。

先週の日曜日は某百貨店で無料相談会だった。相談件数の半分が男女関係に関することだった。

普段、会社関係のお仕事ばかりなので、最初はとまどってしまった。しかしいかに女性が弱い立場で生きているかということを再認識した。片一方からの話しか聞いていないからそれで決め付けるわけにはいかないけれど。

決して世の中は真に男女平等ではない。今の憲法は素晴らしいと思うが、現状は憲法の理想には程遠い。男女平等という言葉でかえって女性の立場がしんどくなっているように思う。男性に「平等」を上手く使われているようだ。

今まで、「女性だから～」というのはあまり好きではなかった。しかし現実を見ると仕方がないと思った。弱いものは弱いもので纏らなければ。

何かで読んだ話だが、サウジアラビアでは女性は運転免許を取れない。それで、旦那が奥さんを買い物につれていって、会社に遅れて出勤するということがあるそうだ。もちろん、イスラム教の女性に対する考え方には賛成できないが、運転免許を取れないからかわいそうというものでもないようだ。

話がそれてしまったが、私たち女性は、もう少ししたたかさを持たなくてはいけないのではと相談会の帰りに思った。

私も明日からしたたかな女性を目指して頑張ろっと！