いつの間にか3月になっていた。誕生日も終わり、おひな祭りも終わっていた。足の固定具もはずれた。しかしまだ元通り歩けない。何十年と歩いてきてたのにどのように歩いていたのかわからない。この時期に歩き方教室に通ったら美しい歩き方ができるのだろうな。誰かリハビリウォーキング教室を開講してくれないかなぁ。○○更家さんでなくてもいいです。きっとはやると思うのですが、そう言えば同業の先輩の娘さんがウォーキングの講師をしていると聞いたことがある。N先生娘さん紹介してください。
昨日は骨折後初めてヨガに行く、2ヶ月ぶりだ。まだお医者様からの許可が出ていない、見切り発車だ。できるものだけやろうと思い足に固定具をつけたまま参加したが意外とできた。上半身がぼりぼりと音が鳴る。2ヶ月ぶりに仲間にも会えて楽しかった。
今朝、起きると首と、肩に筋肉痛が。昨日はできたと喜んでいたけれど、やはり体は正直だ。2ヶ月のブランクはしっかり出ている。
昨日、知的資産経営報告書のヒアリングに三宮へ、電車に乗って出かけた。骨折以来始めての電車でのお出かけだった。乗り換えに時間がかかることを見越して早い目に出かけたら、早すぎて途中の乗換駅で時間調整。朝から30分も読書ができた。無事ヒアリングも終え、事務所での仕事も済ませて帰宅。夜はお医者様へ。レントゲンを撮ったら「ひとまずくっついています」とのこと。「歳の割りに治るのが早い」と言われる。しかし、これって喜んでいいのかよくわからない。
だけど足が治ってきているのだから喜んでいいのだと思い直してワインで祝杯!久しぶりのお酒で酔いました。
先月末から取りかかっていた仕事がようやく一段落。まるで受験生だった。この1週間食事時間以外はずっとパソコンの前か、お客さんの会社にいた。いきづまると甘いものを食べる、缶入りのチョコが2日で空になってしまった。足はギブスは外したが、エアーキャストなる固定具をまだつけているので、外出はたいてい車になってしまう。ヨガもお医者さまのお許しが出ない。
動かない、甘いものは食べる・・・想像するのが恐ろしい。
今年の目標を一つ追加しなければいけなくなりそう。
干支と同じ体型にならないこと。
昨日は久しぶりに近鉄電車に乗って東大阪へ、ある会社の会長さんにお話を聞きにいく。御年80歳とは思えないはっきりした話方をされる方だった。このごろ歳を重ねた人の普通の言葉の重さに驚かされることがある。 ご本人は普通に話しているのに聞いているこちらが言葉の後ろに積み重なった経験を感じてしまう。あるいは勝手に想像してしまう。事実とは違うかもしれないけれど自分なりに想像してその人の人となりを思ってしまう。心がキュンとなって生きていること、歳を重ねることの素晴らしさを感じる一瞬だ。しかしその一瞬の後に鏡を見て顔に刻まれた皺を嘆く。だけどあの一瞬があるから明日も元気に生きていくことができる。
今日やっとギブスが取れた。6週間ぶりだ。しかしまだ7割の状態だからということで、補装具なるものをつけることに。足首周りなど2,3箇所採寸されて、作ってもらったものだ。オーダーメイドなのだ。しかも片足なのに12000円もする。まぁ、費用は立て替えるだけであとから7割が保険で返ってくる。返ってきてもこなくても、足のためといわれたら仕方がないことなので、返ってくるのは嬉しい。足底がじかに床につく様になったので、両足の高さが揃うことになった。これでちゃんと歩ける(はず)。一歩踏み出すとギブスをしていたほうの足首が頼りない。慣れなくては!明日からは車ではなく電車で出かけることにしよう。
今日は知的資産経営報告書の話をするために、和歌山県へ。地元の間伐材を使った法面緑化工法で特許を持っている会社。リサイクルを考え、地産地消で地元を潤し、地元の雇用も維持しようとしている。地元が潤うようなシステムを考えている。「ボランティアでは続かん」という社長の言葉に大きく頷いた。
しかし現実は厳しい。役所は部門ごとに考え方が違うために一方でよいと認められても、肝心の発注元である部門が認めてくれなければ仕事には結びつかない。
そんな中で頑張る社長の話はとても勇気づけられた。こんな会社のために役立てるような仕事がしたいと本当に思う。しかしボランティアでは続かない。
何か良い仕組みを考えられないだろうか?こんなときに良いアイデアを出せない自分が悔しい。世のなかでこのように踏ん張っている大勢の社長様頑張って下さい。皆様方の頑張りがきっとこの国を変える力になります。
みかん箱からあふれ出しそうなくらい一杯の八朔を頂いて帰ってきました。自家製だそうです。夕食後にいただきました。とってもおいしかったです。久しぶりの長距離運転で体は疲れたが心は栄養をもらった1日でした。
サッカーの元日本代表中田英寿さんが財団を作ったそうだ。TAKE ACTION FOUNDATIONという。皆が楽しめて、それが誰かのためになるというそんな機会をサッカーを通じて作るのが目的だそうだ。私はサッカーはそれほど詳しくないがそれでも中田選手のファンだった。
私はボランテイァが嫌いだ。昔読んだ本に「お金を取らないボランテイァは仕事が不完全でも誰にも責められない。」のような内容の事が書いてあってとても納得した覚えがある。もちろんそのようなボランテイァは少ないだろうとは思うけれど、不完全な仕事で「ボランテイァをやった」という自己満足に浸っている雰囲気がいやだった。今から何十年も前の話なので今は違うかもしれないが。
しかし、最近何か社会の役に立ちたいと思うようになってきた。何故かは分からない。私は人生は一生懸命に生きるに値する素晴らしいものだと、心から思っている。そしてそのように思えることは私自身幸せな人生を送ってきたのだろうと思う。決してゆたかではなかったが、好きなように生きてこられた。そのことに対する感謝を何かで表したいと思うようになったのだ。だがいざ何をするとなるとなかなか決まらない。今年こそ決めて一歩を踏み出したい。決めることを今年の課題にしよう。財団なんて作れないが、ファンだった中田さんの後につづいて自分の分相応の社会に役立つことをしたい。
今日は知的資産経営報告書のヒアリングに神戸へ。社長さんに約2時間お話を伺う。エネルギッシュな方だ。少し質問するとたくさん答えてくださる。見た目も実年齢より若い。55歳には会社を息子さんに譲って引退するつもりだとか、そして次の準備もちゃくちゃくと勧めておられる様子。
残念ながら知的資産経営報告書はまだ世間にはあまり認知されていない。その新しいものを積極的に取り入れる人というのはやはりパワーのある人だ。あやかりたい、どうしたらあのようなパワーが出るのだろう?
1月15日の日本経済新聞に知的資産評価の手引きという記事が載っていた。以下日本経済新聞より一部抜粋。
経済産業省は中小企業への融資を促すために中小の保有する特許権やノウハウなど幅広い「知的資産」を総合的に評価するためのマニュアルを3月末をメドに作成する。金融機関に配り「貸し渋りが広がっている」との指摘がある中小への融資拡大に役立ててもらう。(中略)特許権や商標権などの知的財産権に加えて経営者の統治・技術力、営業ノウハウといった融資先が保有する幅広い知的資産がその企業の事業収益にもたらす影響を評価できるという。(後略)
これって全く知的資産経営報告書のこと。金融機関には早く知的資産経営報告書の評価の仕方を学んで欲しい。
頑張れ経済産業省!完成度の高いマニュアルを期待しています。