行政書士 丸山法務事務所

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関西知的資産経営研究会

Filed Under: 丸山優子ブログ    by: admin

今日は第6回関西知的資産経営研究会だった。今年最後の研究会、参加者が増えたのか初顔が多い。気がつくと知り合いの弁理士さんも初参加組にいた。

3人の発表者の最後、今年のトリは研究会中心メンバーの神戸大学古賀先生だった。欧米の知的資産経営報告の成立から現在にいたる話を聞いた。これでもか!というくらいに会社の知的資産を数字で表していた。会社の知的資産を数字で表わすのは、至難の業である。もともと知的資産は目に見えない資産であるから数字で表すことが難しい。国により会社の文化が違うから簡単に比較はできないのだけれど。いかに論理的に詰めていくかだろう。

知的資産経営報告は何故か北欧が進んでいる。世界で最初の知的資産経営報告もスカンディア社という北欧の会社だ。業績が悪くなりこれではダメだということがきっかけだったそうだ。私の経験でも業績が上向きだから知的資産経営報告書を作る会社はない。むしろ逆だ。しかし作成すると良くなる会社が多いことはほとんどの作成支援者が指摘する。特に作成に熱心だった会社ほどその傾向が顕著だとは、私が尊敬してやまない作成支援者Yさんの言葉。

古賀先生の話は大変勉強になってよかったのだが、もっと勉強しないといけないことも自覚させられてしまった。これはお正月休みに勉強するようにという親心だったのだろうか。

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