週末に滋賀県に行った。建設事業者の事業譲渡を支援した行政書士の話を聞くセミナーが琵琶湖のほとりであった。琵琶湖に面した部屋で、湖を見ながら講師の話が聞けるという贅沢な設定だった。全体の流れの説明や国と県の支援体制の違いを聞く。国が認めても県が認めない事柄があったそうだ。
話を聞きながらちらっと今話題の地方分権のことを思い出した。地方分権は賛成だけど、すべてのことに光と影がある。地方分権を推進する人達は影のことも分かっているのだろうか、分かっているけど言わないのか、今は理想に燃えていて見えないのだろうか。
もし地方分権が進んで道州制になったら、行政庁より大手企業のほうが発言権が強くなって、大手企業の都合で政策がぶれたりしないだろうか?
今の地方分権の動きは明治維新ならぬ平成維新だと言われている。私もかつてない状況だと思うから、目が離せない。自分たちの国のことだからしっかり見ていこうと思う。