今日は、大阪府庁へ経営事項審査の提出に。梅田に着いて天満橋へ向かう前に化粧品店へ向かう。梅田にしかない店なのでこの機会に買っておくつもりだった。買い物を済ませてお勘定をしようとしたら、財布がない。
またやってしまった。電車はピタパカードで乗れるので、カードさえ持っていたら無一文でも梅田に来ることができる。ピタパカードはクレジットカードなので、大抵の買い物には困らない。自販機のお茶が買えないくらいだ。以前にも1度経験がある。駅でお弁当を買おうとして買えなかった。しかし、今日は経営事項審査のために大阪府の証紙を買わなければならない。証紙はカードでは買えない。現金でなければいけないはず。しかも今日の午後に予約を取っている。「今日はや～めた」というわけには行かない。家に戻る時間はない。考えた、大阪に住んでいる友人の顔が浮かんだ、しかし在宅とは限らない。同業の知人にメールして近くにいないか聞いてみようかとも思った、それもあまりにも可能性が低すぎる。
思い出した、弟の会社が難波にあることを！会社だから誰かいるはず。難波行きの地下鉄に飛び乗った。会社について開口一番「お金貸して」弟の嫁がにこやかに笑いながら、1万円札を２枚渡してくれた。手渡された1万円札を握り締めて外へ飛び出す私を弟夫婦が笑いながら見送っていた。